2009年02月24日

ク−ハンデル


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1985年ドイツゲーム大賞ノミネートの経歴もある
ロングセラーカードゲーム『ク−ハンデル』。

(3〜5人用・1ゲーム約45分・定価1,800円)


プレーヤー同士の思惑が熱い駆け引きを生み出す
“競り”と“取引き”のゲームです。







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ウシ柄が印象的なパッケージ。
コンポーネントは0、10、50、100、200、500
の6種類の“お金カード”が各数枚ずつと



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それぞれ価値が異なる10種類の“動物カード”が
各4枚ずつ入っています。
どこかマヌケなイラストが良い味出してますが、
この動物たちを熾烈な駆け引きで取り合うのです。

ゲームの目的は、同じ動物カードを4枚集めること。
そして、集めた動物の価値の合計×種類で
最終的なポイントを計算し、順位が決まります。




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最初に各プレーヤーにお金カードを配ります。
0を2枚、10を4枚、50を1枚。
これがスタート時の資金となります。

一方、動物カードは全てシャッフルしたあと、
場の中央に伏せて置きます。


適当に順番を決めてスタート。
手番プレーヤーが出来る行動はたったの2つ。


■ 動物カードを1枚めくって“競り”

■ 同じ動物カードを持ってる相手と“取引き”




では、まず“競り”の説明から。

手番プレーヤーは中央に伏せてある動物カードの
一番上をめくるだけ。



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めくられたら“手番以外のプレーヤー”が各々
その動物に対して口頭で値をつけて競ります。

通常のオークションと同様に、最高値をつけて
落札したプレーヤーがこの動物を買取り、
落札価格分のお金カードを手番プレーヤーに
支払います。

しかし、もし手番プレーヤーもこの動物が
欲しいと思っていたら・・・

“落札者に落札価格分のお金カードを払う”
ことで、逆にこの動物を買い戻せるのです。





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こうして徐々に手元に動物が集まってくると
今度はこれを4枚揃えるための“取引き”が
始まります。



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取引きは“同じ動物&同じ枚数”で行います。

写真では、Aさんが自分の手番でBさんに対して
アヒル2枚同士の取引きを持ちかけました。


取引きの方法は、簡単かつ奥深いもので・・・



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当事者同士が任意のお金カードを伏せて交換し、

“金額が多かった方がカードを獲得”します。


動物カードはそれぞれ4枚しかないわけですから
4枚揃えてしまえば、その動物は確定です。

特に価値の高い動物は、お互いが何としても
手に入れたいと思ってるだけに、取引きで
出す金額に悩むことは必至です。



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BさんがAさんに渡した金額は70・・・
AさんがBさんに渡した金額は50だったので
アヒル2枚はBさんの手に渡ってしまいました。

お金カードはそのまま手元に残ります。
つまりBさんは“差額20”でアヒル2枚を
買取ったことになるのです。

同じ買取られるにしても、この金額の差で
かなり一喜一憂できます(笑)




今度はBさんが取引きを持ちかけました。



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Aさんが3枚揃えてリーチ状態のヤギ。
Bさんはたったの1枚なので1対1の取引き。

アヒルを取られたばかりのAさんは当然
この勝負に絶対勝ちたいと思っています。

しかし、ここでAさんの脳裏をよぎるのが
“0カード”の存在。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 大金をつぎ込んでヤギ1枚を獲得できたと
 しても、Bにとってはヤギは捨て札で
 0のお金カードを渡してくるかも・・・
 そしたらBの丸儲けだ・・・

 いや、そう思ってこっちも安く見積もって
 もし負けたら、ヤギ奪われるし・・・

 勝ちたい!・・でも損失も減らしたい・・・

 うぅ〜、いくら出せばいいんだ〜・・???

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



動物たちのマヌケづらを前にプレーヤー達の
ジレンマが尽きることはありません(笑)




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10種類の動物が全て4枚セットになったら
ゲーム終了。各々の獲得分を計算します。

動物カードのポイントは4枚1セットです。
その合計に集めた種類をかけ算するので
価値の低いニワトリなども集めておけば
最後に効果を発揮することがあります。




競りがあるのでプレーは3人以上となって
ますが、実は2人でやっても面白いです♪

時には異常なほど高騰する競りの相場に
盛り上がり、ブラフが入り交じった取引きに
思わずプレーヤーの喜怒哀楽があふれ出す。

20年以上もロングセラーでいられたのも
納得の傑作カードゲームです!
 
 
posted by MAK at 15:01| Comment(2) | カード&ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
ゲームの紹介も手慣れてきましたね(笑)
軽く呼んだだけで頭に入るレビュー内容は本当に分かりやすいです。

交渉時に「お金カードを伏せて交換する」というのは、素晴らしいアイディアですね。
手にしたカードがそのまま差額になるというスマートさには脱帽です。

めくるときのドキドキ感や、交渉が成功/失敗した時の哀楽も増すでしょうし、これはなかなか面白そうですね!
Posted by ぐんま at 2009年02月27日 00:57
>ぐんまさん
ありがとうございます(笑)
文章だけだと、どうしても長くややこしい説明に
なってしまうので写真に手を加えるようにしました。
ゲームの魅力が伝わっていれば何よりです♪

ウチの嫁さんは“交渉”と“損得勘定”が大好き
なので、このゲームは相当ツボみたいです(笑)

・・・もちろん、損するのはいつも僕ですが・・・
 
 
Posted by タカ at 2009年02月27日 13:28
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