2009年03月12日

パンデミック【進行編】


pand+0.jpg



さて、いよいよゲームスタートです!


プレイヤーはすでに世界各地で発症し始めた
病原体の流行を阻止し、ワクチンを開発すべく
アトランタの調査基地から出動します。






各プレイヤーが手番で行う手順は以下。


■“8種類のアクション”の中から
 4つを選択し実行

     ↓

■プレイヤーカードを山札から2枚引く

     ↓

■感染カードを山札から引き“感染処理”


基本的にはこの3つをこなし、次の
プレイヤーに手番が移っていきます。



で、“8種類のアクション”とは・・・



1【車・船での移動】
pand+1.jpg
隣接する都市に移動します。




2【目的地チケット】
pand+2.jpg
手札を使用し、そのカードの都市へ移動。
使用後は捨て札に。




3【出発地チケット】
pand+3.jpg
手札に今いる都市のカードがあれば、それを
使用して任意の都市へ移動できます。
使用後は捨て札に。




4【シャトル便】
pand+4.jpg
調査基地間を移動します。
カードは使用しません。



5【調査基地の建設】

建設したい都市にいる状態のとき、
その都市のカードを使用することで
調査基地コマを置けます。
使用したカードは捨て札に。



6【病原体の除去】

今いる都市の病原体キューブを1コだけ
除去できます。
カードは使用しません。



7【情報の手渡し】

同じ都市にいるプレイヤーに今いる都市の
カードを渡す。または受け取る。
(当然、手札にあればの場合)



8【ワクチン開発】

pand014.jpg


調査基地にいる状態で、同色の手札
5枚を使用し、その色のワクチンを
精製できます。


4種類の病原体に対するワクチンを全て
開発することが“唯一の勝利条件”です!




・・・以上、8種類のアクションの中から
1回の手番で任意に4つまで行動できます。

役職ごとの特殊能力を併用することで、
より有利な行動を取ることもできます。



pand011.jpg



例えばオレンジの“衛生兵”の特殊能力は
【病原体の除去】のパワーアップ版。

その都市の同色の病原体キューブを
1アクションで“全て除去”できます。


つまり衛生兵担当のプレイヤーは手番で


1.ミラノのカードを使用してアトランタから
 ミラノへ【目的地チケット】移動

2.ミラノの病原体2コ全て除去

3.左に隣接するパリに【車・船での移動】

4.さらに隣接するロンドン(又はアルジェ等)
 に【車・船での移動】


このような行動が可能です。

あるいは2.を除いて、ミラノはひとまず
そのままにしておいて、より危険な状態の
ロンドンやアルジェの病原体除去に向かう
手も考えられますね。


手札のカードと各自の判断を組み合わせ
最善と思われる行動を選択する過程が
ゲームのテーマと非常にマッチしてます♪




4つのアクションをこなしたら、プレイヤー
カードの山札から2枚、手札に補充します。


そして最後に“感染処理”です。


pand012.jpg


感染カードの山札から2枚引き、該当する
都市に病原体キューブ1コずつ配置します。

引いたカードは右隣の捨て札置場へ。

つまり、毎手番どんどん病原体は増えて
いくわけですが、感染カードに記された
都市はそれ1枚しか存在しないので、
この時点では同じ都市で病原体キューブが
追加されることはないわけです。




ここまでが手番での“基本的な”流れ。


「これって結局、手札の引き運だけのことで
 同色カード5枚揃うまで、あちこちの病原体
 適当につぶしてればいいだけじゃん!」


いやいや、そんな甘いゲームではありません(笑)



pand007.jpg



【準備編】でプレイヤーカードの山札に
混ぜた“エピデミックカード”。

手札を補充してると、いずれ誰かがコイツを
引いてしまいます・・・


このカードが出てきたら即座に以下の処理

■感染率の上昇
 ボード上の感染カード置場のすぐ下、
 バイオハザードマーカーをひとつ右へ
 移動させます。
 このマーカーが示す数値は、手番の最後に
 “感染カードを引く枚数”なのです。

■感染
 新たな都市で大量に感染者が出ます。
 感染カード山札の“一番下の1枚”を引き
 該当する都市に病原体キューブ3コ配置!

■感染度合いの増加
 感染カードの“捨て札の方”の束を伏せて
 シャッフルした後、なんと“山札の上”に
 戻します。


・・・いやはや、このゲームのデザイナーは
凄いことを考えたものです。

3つ目の処理をしたことで感染カードがリセット
された上に“これまでと同じ都市”で、再び
病原体キューブが追加されていくのです・・・


エピデミックによって新たな地域が発症し、
さらに特定の地域で感染者が増加していく
という恐ろしい状況を見事に表現した
素晴らしいアイデアに感動しました♪




【準備編】で、ひとつの都市に置かれる
病原体キューブは3コでMAXと書きました。

では、すでに3コある都市にキューブを追加
することになったら、どうなるのか・・・




pand013.jpg



これまた恐ろしい“アウトブレイク”発生です!

病原体キューブがすでに3コあるホーチミンの
感染カードを引いてしまいました!
即座に“隣接する全ての都市”にキューブが
1コずつ置かれてしまいます。感染拡大です!

さらにもし拡大先の都市も3コだったら・・・
アウトブレイクの連鎖が発生することになり、
そこから隣接する都市にも病原体が飛び火!!


病原体3コの都市を放置してると場合によっては
とても除去が追いつかない大変な事態に。






pand015.jpg



プレイヤーの勝利条件は前述したとおり
『ワクチン4種の開発』


そして敗北条件は

■アウトブレイクが計8回発生(連鎖含む)

■病原体キューブの不足(各色24コ)

■プレイヤーカード山札の不足


プレイヤーカードは引く一方なので、
いずれ山札はなくなります。
要するにこれが“制限時間”の役割を
しているのです。




僕はとりあえず、初級(エピデミックカード
4枚投入)衛生兵と科学者でソロプレー。

科学者の能力は“同色カード4枚”でワクチン
開発が可能なのです。


幾度となく危機的状況を回避し初級クリア♪

しかし、アウトブレイク回数は7回、しかも
その手番であと1枚感染カードをめくってたら
8回目のアウトブレイクが起きてたので
ホントに超ギリギリの勝利でした。


とにかく終盤はドキドキしっぱなしで、
あちこちで起こる感染に振り回されまくり!
判断を誤った場面も多々あるし、衛生兵の
能力がなかったら除去も追いついてなかった
だろうなぁ・・・



・・・などと、内容を振り返ってこの数日間
いろいろと反省点を見つめなおしてます(笑)


またこれまで以上に長〜〜いレビューになって
しまいましたが、それぐらいの傑作です!
(まだ紹介できてない要素も多々あるし(汗))

手順が多く見えますが、プレーしてみると
非常に直感的でわかりやすく、都市名さえ理解
できれば誰にでもオススメできる作品です♪


何よりソロプレーでも充分楽しめるのが
嬉しいですね(笑)
 
 
posted by MAK at 13:00| Comment(2) | カード&ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
結構前に「アウトブレイク」という映画がありましたが、そんな恐怖と緊張感が存分に出ているゲームですね。
人類の存亡をかけて、プレイヤーが協力して立ち向かう設定が熱いです(^_^

また、内容だけでなくルールもよく出来ているように思います。
アウトブレイクによる爆発的な感染拡大の再現や、「感染度合いの増加」イベントによる危機への凶兆など、設定とゲーム性がここまでハマった作品は珍しいのではないでしょうか。

ソロプレーでそれだけ面白いということは、ゲームバランスが凄く良く出来ているんでしょうね♪

噂では上級は相当に難しいとか…。
もしプレイする機会があったら感想を聞かせて下さいね(笑)
Posted by ぐんま at 2009年03月13日 14:08
>ぐんまさん
おっしゃるとおりゲームバランスについては
相当練り込んである印象です。
まだまだ経験不足とはいえ、余力を残して簡単に
勝利できる気がしません。

その分、プレーする度に前回より効率的な選択をして、
上達していく喜びを実感できるのが良いですね♪

初級でギリギリ勝利レベルなんで、上級だったら
どうなるんでしょう・・・?
とりあえず各職業の特性を実戦でおさらいしつつ
中級に挑んでみたいと思います!
 
Posted by タカ at 2009年03月13日 15:01
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